2018年(平成30年)に中途採用
U.S.さん
工事課に所属しているU.S.さんは、2018年に中途社員として奈良電機重工株式会社に入社しました。異業種の経験を持つU.S.さんに、以前の仕事や入社の経緯、心がけていることなどを伺いました。
Q:入社以前はどのような業務に携わっていたのでしょうか。
高校卒業後に飲食業界で働いて、その後アパレル業界に転職し、現在とは異なる業界でサービス業に従事していました。20代後半になって安定した職業に就きたいと転職を考えて探していたところ、計装工事という空調設備などの工事に関わる会社の募集を見つけました。電気は日常生活に欠かせないもの。その工事の仕事であれば、あまり景気の変動を受けないのではないかと考えたのです。未経験で飛び込んだ業界でしたが技術を習得でき、その後の奈良電機重工への転職にもつなげることができました。
Q:奈良電機重工に転職した経緯と、働きはじめた当時の印象を教えてください。
電気工事のスキルアップのため、転職を考えはじめたころ、転職サイトで前職と同じ電気工事の会社である奈良電機重工の名前が目に留まりました。条件も良いと思い面接に伺うと、面談をしてくれたのはなんと奈良社長本人。明るくポジティブなお人柄で、楽しく会話を進めるうちに気づけば入社が決まっていました。
入社してすぐに担当したのは大きな工場の新築工事現場でした。私は前職で似たような現場を経験していましたが、奈良電機重工にとってそうした新築工事は珍しい案件です。その責任者だった方が途中から別の現場に移ることとなり、入社間もない私が経験を買われて後任となることが決まり少し驚きました。
Q:責任者となって初めての現場で学んだことはありますか。
配管やケーブルを手配するのも責任者の仕事のうちですが、指定された仕様と異なる材料を取り寄せてしまったことがありました。大急ぎで営業担当や材料屋に相談して取り寄せ直しをしました。協力会社や外注の力添えはもとより、先輩方も別の現場を終えた後にヘルプで入ってくれたため、どうにか納めることができたのです。
その現場で学んだことは、ともに働く人への相談、報告の大切さ。自分に足りない部分があっても相談するとそこを補ってくれる方がいる。特に先輩方は多忙ななかでも私の相談にきちんと答えてくれ、大変ありがたいと感じました。
Q:そのように仕事で学んだことはほかにもありますか。
当然ながら技術面で学ぶことはたくさんありました。大きく分別すると電気工事という点が前職との共通項でしたが、実際の作業は異なる点が多かったのです。前職で担当していた現場は新築工事がほとんどでしたが、奈良電機重工では既存の工場などの機材や機器更新がメイン。ケーブル一つとっても扱うものがまったく違います。そのような状況で、先輩方は様々なことを教えてくれました。そうした一つひとつが学びになっていると思います。
Q:仕事の際に心がけていることをお聞かせください。
まずは安全面に注意しています。私が担当する現場は変電所が多いのですが、そこでは高い足場での作業や、反対に深いピットに入って行う作業があります。いずれも事故が起これば大怪我につながることも。活線作業という通電中に行う作業も然り。配慮すべきポイントを熟知しているメンバーもいますが、大人数が関わるような場面では、危険性を理解していない作業員がいることもあります。そのような場合は、しっかりと危険なポイントを伝えながら進めるようにしています。
そしてもう一つ気をつけている点は品質。お客様に満足いただけるよう、ケーブルを傷つけない、つなぎ方を間違えないという当たり前のことだけでなく、配管の仕上がりの美しさにも配慮しています。電気の流れに影響のあるものではありませんが、そうした細部へのこだわりが信頼につながると思っています。
一日の流れ
8:00
準備・現場へ移動
8:30
安全確認・作業開始
10:00
10分休憩
12:00
現場チームとランチ
12:55
作業再開
15:00
10分休憩
16:30
作業終了、帰社
17:00
翌日の仕事の準備
19:00
退勤
OtherPeople
Join Us !