1994年(平成6年)に新卒採用
K.M.さん

計画課で課長を務めるK.M.さんは、1994年(平成6年)に奈良電機重工株式会社へと入社しました。
大きな案件にはK.M.さんが携わり、お客様の意向を確認しながら工事が段取り良く進むよう計画し、現場全体を支えます。
お客様からは「知識が豊富で対応が丁寧」と評判で、社内外からの信頼が厚いK.M.さん。
これまでで思い出に残っている仕事や苦労したこと、今後の目標などをうかがいました。

Q:これまでの経歴と現在担当している業務内容を教えてください。

もともと電気工事の仕事をしたいと考えていました。就職活動中に奈良電機重工に出会い、採用試験を受けたのです。入社後は工事課に配属され、希望していた電気工事に約10年間携わっていました。その後、28歳のときに計画課へ異動。38歳で課長に昇格し、現在にいたります。
計画課では、お客様から電気工事を受注する際にお話をうかがい、見積書や図面の作成、材料の発注を主に担当しています。

Q:思い出に残っている仕事はありますか。

バイオマス発電設備を備えたゴミ処理プラントの電気工事です。それまでに経験した仕事のなかで、一番規模の大きな工事でした。期間も約半年と長く、日中に現場でさまざまな打ち合わせをこなし、夕方から事務所に戻って翌日の準備に取りかかるという日々を過ごしていましたね。
経験したことのない大規模な仕事に対してのプレッシャーがあり、体力的にも大変な期間でしたが、いろいろと勉強になった点も多く、印象深い案件です。当時は、「とにかく頑張るしかない」という気持ちとともに、仕事をしていたのを覚えています。

Q:これまでのキャリアで大変だったことはなんですか

計画課に異動した直後が一番大変でした。もともと計画課に在籍していた方が急遽退職されることになり、後任として私が選ばれました。引き継ぎの時間がほとんどとれず、私は突然、一人で計画課の仕事をすることに……。入社後の約10年間は現場仕事しかしていなかったため、業務内容はもちろんわからないですし、パソコンの使い方すら知らないという状態でした。
特に苦労したのが、電気工事の設計です。お客様から要望をうかがい、希望通りの工事をするためには、「この機械にはこの電線が必要だ」といった電気の専門知識がないとまったく仕事になりません。そこで私は、本を読んで勉強し、知識を習得することにしました。一番勉強になったのは「内線規定」という本で、今でもわからないことがあったら読み返しています。この本は私にとって、まるで先生みたいな存在です。
パソコンは使いながら覚えていきました。慣れない業務であっても、工事課時代に培った知識を活かしたり、周囲の知識を持っている方に聞いたりして、辛い時期をなんとか乗り越えたからこそ、今日があるのだと思っています。

Q:仕事で疲れたときは、どのようにリフレッシュしていますか 。

お酒を飲むのが好きで、、よく職場の皆さんと飲みに行ってリフレッシュしています。コロナ禍中は、休日は家でゆっくり過ごして体を休めたり、家族と一緒にお酒を楽しんだりしていましたが、コロナ禍が落ち着き、また職場の皆さんと飲みに行けるのをうれしく思っています。

Q:今後の目標を教えてください。

これからは部下の教育に力を入れていきたいと考えています。仕事に慣れないうちはアシスタント業務が中心となりますが、お客様と打合せを行い、見積書の作成などを作れるようになるなど、少しでも早く一人前になってもらえるよう、引き続き、私の知識や経験を伝えていくつもりです。
私が仕事をするうえで大事にしているのは、周囲との円滑なコミュニケーション。日常業務でも部下や現場の方々に助けてもらうときはたくさんありますし、これからも自分から積極的に声をかけ、スムーズに業務を進めていきたいと思っています。

一日の流れ

8:00

朝礼後現場へ移動

8:30

現場でお客様と打合せ

10:00

10分休憩

12:00

昼休み

12:55

見積や施工資料の作成

15:00

10分休憩

17:00

現場から帰ってきた工事メンバーと打合せ

19:00

退勤

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