1999年(平成11年)に新卒採用
K.T.さん

1999年(平成11年)4月1日に新卒採用で入社したK.T.さん。
2019年に課⻑へと昇進し、奈良電機重工株式会社で最も大きい部署である工事課を率いてきました。
トップレベルの技術力を誇り、部下やお客様からの信頼も厚いK.T.さんは、会社の中核を担う存在として高い評価を受けています。
K.T.さんに、これまでの経験や、仕事への思いを聞きました。

Q:電気工事の道に進んだきっかけを教えてください。

もともとはスーパーマーケットでよく見かけていた、エレベーターの点検作業員になるのが夢でした。「格好良いな」、「あの仕事がしてみたいな」と感じてはいましたが、はっきりと「電気工事士になりたい!」と考えていた訳ではありません。
卒業した高校も普通科で、就職先の選択肢がほとんどなく、専門学校に行くにもお金がかかる。そこで、国が学費を出してくれるという丸亀の高等技術専門学校に通い、電気工事士の資格を取得しました。現在のようにプラントの仕事をバリバリとこなすようになっているなんて、当時は思ってもみなかったことです。

Q:実際に電気工事士として働いてみて、どう感じましたか。

色々な業種の方や、他の電気関係者たちと仕事を共にできる楽しさが魅力です。出会った人たちから良いところを学び、自分自身も進歩できる喜びがあります。
やり甲斐を感じるのは、試運転でプラントが無事に稼働した瞬間。お客様にも喜んでもらえれば、嬉しさも増します。この仕事は頻繁に体を動かさなければ務まらないのですが、若い頃からの体形を維持できているところは利点と言えるかもしれません。よく妻にも自慢しています。

Q:課⻑への昇進が決まったときの気持ちはいかがでしたか。

一番大きかったのは、「自分に務まるのだろうか」という不安でしたが、部下に恵まれ、上司にも恵まれ、ここまで頑張ることができました。全員が協力し合い、一丸となって働いてくれる。長く会社勤めをしてきましたが、その中でも特に良い人材が揃ったと感じています。今日の工事課があるのは、皆が支えてくれているお陰です。

Q:社員はもちろん、外注先の方とも仲が良いそうですね。

いつも仲良くしていただき、お世話になっています。プライベートでもサバイバルゲームによく誘ってくださる方がいて、趣味として始めたいと思い、道具はそろえてあるのですが都合がつかず、なかなか参加できていません。
カラオケも趣味の一つで、同僚と出かけていつも歌うのは尾崎豊。中でもCOOKIEという曲が好きです。趣味を通じて、皆と良い関係を築けています。

Q:仕事をする上で困った場合、どのように対応してきましたか。

現場が始まる前に、作業工程を何度もシミュレーションします。そこで考えに行き詰まると、周囲に相談することも。いつも助けてもらうのは、計画課の今の課長です。私の師匠であり、友人でもあります。見た目はシティーハンターに出てくる海坊主のような顔をしていますが、とても心の優しい人です。
若い頃からずっとお世話になっていて、仕事でつまずくたびにお酒を共にしながら最後まで話を聞いてくれました。相談すれば、いつでも応じてもらえる環境があるのは、とてもありがたいことです。
新人の頃、その先輩が仕事をする姿を見て、いつかこの人みたいになりたいと感じました。人間的にも優れていて、学級委員長のような人。いくつ歳をとっても、ずっと憧れ続けています。

Q:仕事を続ける上での原動力はなんでしょうか。

好きになれるものが、今の仕事にはある。それが原動力となっています。中学校や高校の部活動も、好きでなければ続けられませんでした。「好きな先輩がいる」、「技術を向上できる環境が好きだ」など、好きという要素を一つでも見つけられれば、長く仕事を続けていけるのではないかと思います。

一日の流れ

8:00

準備・現場へ移動

8:30

安全確認・作業開始

10:00

10分休憩

12:00

現場チームとランチ

12:55

作業再開

15:00

10分休憩

16:30

作業終了、帰社

17:00

部下の仕事の進捗を確認

18:30

退勤

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